1の口

電動フロッサーを買った。
強力な水流が発射されて、歯についた汚れをパワフルにブッ飛ばす機械だ。
フェンダーマスタングも買ったけど、それよりフロッサーの話がしたい。

食事をしたあとの口内の汚れレベルを、仮に「10」としましょう。仮によ。感覚的な話だから。
しっかり歯磨きをして、糸ようじで歯の間もケアして、最後に清潔な水で口をゆすいだら、「ゼロ」になったと思いますよね。

いいや、それはまだ「5」なんだ。 まだ先があるんだ。

電動フロッサーをすると、「1」になるんだ。
マジなんだ。信じてくれ。
この目を見てくれ。君に嘘はつかない。

小学生のころ、学校からピンク色の錠剤をもらったことはあるだろうか。
噛んでからゆすぐと、歯の汚れたところがピンク色に染まるやつだ。
いつもの倍くらい歯磨きをしても、全歯がピンクのキモ男児になってしまうので、「ほなどうしたらええねん」と呆れていた。

いまならわかる。「5」だもん。そりゃ歯ピンクよ。
フロッサー後なら割と自信がある。口内の感覚がまるで違うからだ。
なんなら試したいところだが、あの錠剤どこで売ってるんだ。
マツキヨには無かったぞ。歯専門のマツキヨみたいなのがあるのか? 行きたいな。

使用後の爽快感に感銘を受けすぎて、周囲の全員にオススメしている。
両親にはもう買ったし、友達夫婦に買わせた。俺は電動フロッサーの猗窩座。
お前も歯をキレイにしないか、杏寿郎?
列車の中でアホほど弁当喰ってただろ。絶対歯を磨いた方がいいぞ。

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