A.X.E.: ジャッジメント・デイ

ShoProからの出版が終わってしまうので、急いで『A.X.E.: ジャッジメント・デイ』を買って読んだ。
無茶な内容で面白かった。

A.X.E.はマーベルコミックスにおける各団体の略称で、”A”vengers(アベンジャーズ)、”X”-MEN(X-メン)、”E”ternals(エターナルズ)を指している。
それぞれがバラエティ豊かな能力で、バラエティ豊かに人助けをしているのだが、今作では彼らが一堂に会するという訳だ。

あるキャラクターの計略により、すべてのチームが理不尽な闘いに巻き込まれる。
この紛争を解決すべく、巨大な神格存在(セレスティアル)を蘇らせるのだが、この巨神が人類ひとりひとりにジャッジを下し、「『高評価』よりも『低評価』の数が上回ったら、人類は滅亡させます!」と言い出すのだ。
争っている場合ではなくなった各チーム。勝手にYouTubeみたいな仕組みにされた地球を救うことはできるのか?

という内容が、200ページちょいに詰め込まれている。無茶!!!
ページ数だけならジャンプコミックス1巻分程度だ。
つまり、1ページごとの情報量がえげつないということになる。

だから読んでいる最中は気が抜けない。
ちょっとぼーっとすると、さっき死んでたヤツが2ページ後で生き返ってたりするので「な、なんで!!?!?」となる。
とんでもないスピードで事態が悪化していくので、世界の終わりをダイジェストでお送りされているのかと思った。
意外と終わるときはこれくらいサクサク行くものなのだろうか。じゃなきゃ良いんだけど。

いまはもう一回読んでいる。ストーリーが分かったうえでゆっくり読むと、キャラの表情やアートに着目できて良い。
ミスター・シニスター(勝手に人のクローンを作ったりする悪党)がだいぶ好きになってきた。
簡単に言うと胡散臭いカス人間だが、状況が状況なので今回は味方だ。

自信満々に作戦を説明しながら敵の前に歩を進めた次のコマで、「助けて!(意訳)」「ウルヴァリンがんばれ!(意訳)」と絶叫していた。
これこれ。非常に味わいがあるよ。

ていうか、長髪のミスター・シニスター、なんかメロくないか。
ミスター・シニスターにメロつく日が来るなんて思っ・・・

・・・やめよう。
こういう事ばっかり言ってると、セレスティアルに低評価を押されそうだからね。

フォーエバー 全日本テルミンフェス

全日本テルミンフェスにお越しいただいたみなさん、本当にありがとう。
バラエティ豊かすぎる出演者の中から、空中カメラをわざわざ観てくれた人、さらに輪をかけてありがとう。
感謝永遠に。

ここに書くことはあまりない。
僕らはたいしたトラブルもなく、楽しく過ごした。それで基本的に全部だ。
楽しくライブをやって、楽しくライブを観た。
自分たちのライブでも、他の誰かのライブでも、観に来てくれた人たちが笑顔だったのが良かった。

テルミンという謎の電子楽器が、入場規制がかかるほど人々を惹きつけたのも嬉しい。

他に良かったことといえばなんだろうか。
MURABANKU。の土屋くんの目をまっすぐ見て、「『CITY』の挿入歌、本当にステキだったよ……」と言えたことか。
良いと思ったものを作った人に、良いと思ったことを直に伝えられるのは幸せなことだ。
京アニの皆さん。『CITY』の2期では、空中カメラにもお声がけお待ちしています。

代官山UNITの楽屋が落書きだらけだったのも良かった。
でっかく描かれたフシギダネのアゴに「SIMI LAB」と書いてあって笑った。フシギダネってそうなの?

テルミンを操る巨大な宇宙鳥 フェザード・シジュちゃんが饒舌だったのも良かったし、『ジュゴンのラプソディ』で最前列の子供に青いビックリチキンを手渡したら、半笑いで断られたのも良かった。
結局良かったことを書き出せばキリがなさそうだ。この辺にしておこう。
またテルミンの名のもとに集結したい。

全日本テルミンフェスが定番になったら、いつか全世界テルミンフェスも開催されることだろう。
サンパウロあたりのビーチで、大量のテルミンが鳴り響く日が楽しみだ。その時にも出演できると嬉しい限りである。

子供と若者のすべて

カーステレオで流していた『若者のすべて』を、息子が気に入った。
言うまでもなくフジファブリックの名曲だ。僕も好き。

息子は「ギターで弾ければカラオケにわざわざ行く必要がない」ということに最近気づき、あいみょんもGReeeeNもネットでコードを探して弾き歌う生活を送っている。
『若者のすべて』がそこに加わったという訳だ。

『若者のすべて』を作ったフジファブリックの志村さんは亡くなって久しい。
僕が高校生の時にはこの世を去っていた。
ライブを観たことがあるアーティストが亡くなったのは初めてで、当時はそれなりにショックだった。
ステージ上で軽やかにギターを弾いて、笑っていた人が、なんかもういない、らしい。不思議だ。観たライブまるごと全部、夢の話だったような気もしてくる。

志村さんがすでに亡くなっている事を知った息子は、ちょっとビックリしていた。
あいみょんは元気に活動しているし、GReeeeNも全国で誰かの歯を治療してくれている。
が、フジファブリックは活動を休止しているうえ、志村さんは亡くなっている。
わかるわかる。息子がその顔になるの分かる。
僕もQueen大好き!ってなった直後に、父親からフレディ・マーキュリーが死んでることを教えられたとき、たぶんその顔してたと思うよ。

その後、妻から、息子がYouTubeで「フジファブリックの歴史」みたいなショート動画を見ていた、と報告された。
「しむらァ・・・」と見ながらつぶやいていたらしい。面白い。

このまま影響を受けまくった末、「しむらの使っていたテレキャスが使いたい」などと言いだしたらどうしよう。
あれ、確か車くらいの値段するんだよな。