車のことがよくわからないまま、車を運転している。

最近もフロントガラスにち~~っちゃい傷がついたので、リペアキットで直してみた。
あんまりうまくいかず、結局修理に持っていったところ、「素人がやるな」「一回こんな風にされたら修理できない」と追い返されてしまった。
言われてみりゃその通りである。

自動車学校を卒業したあと、ガソリンの入れ方が分からなくて膝から崩れ落ちたこともある。鎌倉のENEOSで。

「走れば走るほど、内部がピカピカになりますよ!」と店員さんに教えてもらい、エンジンに車用のシャンプーを入れたこともある。
その日のうちにエンジンが寿命を迎え、やたらとキレイだが壊れているエンジンが誕生した。

こういうのは、どこでみんな学んでいるのだろうか?

車のことや住民税、デートのときに車道側を歩くのはわざとらしいのかどうか、などなど。
いったいいつ、どこで学ぶんだ?

高校を卒業したタイミングで、1年制の『人間学校』みたいな感じのものがあったらいいのにな。

その学校では、社会生活に必要な基礎知識に加え、飲食店の予約の練習や、美容師との会話の練習などができる。

区別がどうこう言うのは結局差別であることを学べる倫理の授業も当然あるし、ささくれができない爪の切り方も教えてくれる、素敵な学校なのだ。