
運よくSwitch2を買えたので、『マリオカート WORLD』でレースしまくりの生活がSTARTした。
いつもインディーゲーム、しかも数日で全クリできるものばかりやってるせいか、マリオカートから感じる “大手” のオーラに圧倒されている。
キャラ選択画面の時点で、マリオ、ルイージ、ヨッシー、などなど。
知っているキャラ、というか、生活の中にいるキャラたちだ。
この国で彼らを知らずに生きるほうが難しい。
レースコースも、いかにもショートカットできそうな場所や、テクニック次第で行けそうな隠しエリアが満載だ。
「ほら、ここを走ればもっと速くゴールできるよ…」とニンテンドーが耳元でささやいてる。
その声に導かれるがまま、ドリフトと壁ジャンプの練習を繰り返していると、あっという間に4時間くらい経っているのだ。
とても数日で遊びきれるボリュームじゃない。
楽しくてしょうがないけど、ここまでホスピタリティが抜群だと「遊ばせていただいている」感があってちょっと悔しい。
心の中の逆張りマダムが「なめないでくださる!??!?!?」と大声をあげている気がする。
せめてもの抵抗で、キャラはマリオやクッパを選ばない。ウシだ。
スーパーマリオ何からのゲスト出演なのかは分からないが、キャラ選択画面にシンプルなウシがいるのだ。
丸みを帯びた体躯。キラキラと輝き、ひたすらに前だけを見つめる瞳。
知名度やキャラ性能など関係ない。コイツだ。コイツが僕の相棒だ。
という訳で、ウシをデカいバギーに乗せ、ゴリラの作った宇宙センターで暴走して遊んでいる。
どうだ、これが自由だ。
そう思っていたら、ウシの性能はTiar-S(最も良い)らしい。
スピードがトップレベルで、混戦に強いそうだ。
「じゃあいいじゃないですか」とお思いかもしれないが、僕が【マイナーキャラ選んでまでゲームに勝ちたがってるヤツ】みたいになるだろ。
そんなん、よくありませんことよ!!!
要するに、メジャーキャラを避けがちな僕のような人間にも、ニンテンドーは優しいというわけだ。
その優しさ、マリオにも分けてあげてよ。マリオ、Tiar-B(Sランクの2つ下)らしいじゃん。