二つ名

ああ・・・・それにしても『二つ名』が欲しいっ・・・・・・!!

そう、僕もみなさんと同様、二つ名(ふたつな)が欲しい。みなさんもそうですよね?

二つ名とは、その人の見た目や活躍を端的に表した異名のことだ。
虎殺し:愚地独歩とか、ミステリーの女王:アガサ・クリスティーとか。かっこいい…。

今のところ活躍をしていないため、僕に二つ名がつく確率はかなり低い。でも望むのは自由だろうが。文句あるか。

 

それにしても、『DUNE Part2』を観に行ったときは度肝を抜かれた。
主人公であるポール・アトレイデスには、疾風怒濤の勢いで二つ名がついていくのだ。

物語中盤、フレメン(砂漠の民族)に認められたポールは、族長からウスールと名前を与えられる。
さらに戦士の名として、ポールは自らムアディブと名乗ることを許されるのだ。

この時点で、ポールはウスールとも呼ばれるし、ムアディブとも呼ばれるし、普通にポールとも呼ばれる。
これはかなり羨ましい。

さらに、フレメンの予言における救世主(マフディー)だとも信じられているため、マフディーと呼ばれることもある。

そのマフディーにはリサーン・アル=ガイーブという長い正式名称があり、ポールが崇められるシーンではリサーン・アル=ガイーブと呼ばれる。

あと、別の宗教組織にはクウィサッツ・ハデラック(覚醒者)と呼称されている。

おい、羨ましい!!!!

 

映画館から帰ったあと、「二つ名メーカー」というサイトを見つけた。名前を入力すると、ランダムに二つ名をつけてくれるらしい。インターネットにはなんでもあるな。

「寒川響」と入力すると、「しんなり山賊:寒川響」と出た。最悪。

茹でたタマネギ以外で見たことない表現と、ワンピースの序盤にしか出てこない犯罪行為が合体した人間が誕生してしまった。

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