8月30日の話。前半はこちら
……………………………………………………………………………………
image (7)

 

牛久大仏、到着!!2時間以上は歩いてた気がします!
車移動の方がそりゃスムーズで速いんでしょうが、歩いて歩いて牛久大仏に辿り着けたこの僕の感動ほどは味わえないでしょう!
さあ、牛久大仏の入館料を平然と払い(しかも大仏の胎内にも入れるオプション付きの料金で)、いでよ牛久やい!
image (8)
頭のてっぺんをよく見てみるとアンテナのようなものが・・・。
やっぱりこいつは動くんではないだろうか。
恐るべき現代技術!恐るべき現代技術!勘弁してくるぇぇえい!
(実際は多分、夜になると赤くライトが点く部分だと思います。)
近くのベンチに座り気味の悪い巨大なヤツを眺め麦茶を飲む。
ああ、疲れた。さっそく記念撮影をしたいが、さすがに観光客が他にもいるのでセルフタイマーで撮るのも恥ずかしい。
かと言って「すみません、撮ってくれませんか」と人に頼み、一人ポーズをとってる僕の絵づらもまた恥ずかしい。
ん~、ひとまずは胎内に入ろう・・・。エレベーターが中にあり、各階に移動していきます。大仏の中にエレベーターがあるのがもうおかしい。
そして最も奇妙な階があります。
image (12)
OH!サイケデリック!!金が眩しい!!小さい牛久大仏がずらーーーっと並んでいます。
ずっと立ち止まってると、周りの人は別の階に流れていくので、その隙を狙い僕は記念撮影を始めることに!
image (10)
ごらんください、この一人で撮ってるようにはとても思えないはっちゃけ様。
嗚呼、楽しいかな悲しいかな。
image (11)
胎内から出た頃には閉館時間も近づいていて、他の観光客も徐々に帰りだしていて、人が居ない事を良いことに僕はまたセルフタイマーを使って走り回るのです。
image (9)
すばらしい。いやあ、目標達成した。嬉しいもんですね。18時頃、門を出る。

 

ところがどっこい、ここから地獄の帰り道。
まだ体力があるからという理由で「降りれるところまで降りていって、疲れたらバス停見つけて乗ってしまおう」と、とんでもなくバカで無意味なプランを立ててしまったが最後!
写真を撮り過ぎてすっかり携帯の電池も使い果たしてしまい、地図が見れない!
街灯がほとんど無い山の道、どんどん辺りは暗くなっていき夜の始まり!
虫の声と草のざわざわ音と、黒くなった山脈、大仏。夜の牛久大仏は頭部や肩などにある赤いライトがわずかに光っていて余計に恐怖心を煽るのです。
そして現在時刻が分からない。どれだけ時計が進んでいるのかが分からない!
田舎の青々した風景は陽がある内は清々しいですが、暗くなると一変して不気味です。幽霊がいつ顔を出してきてもおかしくない様な、そんな風景。
なにより「一人」であることが身に沁みる。「確か今日は『24時間テレビ』がやってるんだっけか。」なんて思い出し、僕がこうしてさまよってるこの間にも誰かがカメラに中継され走っているのだな。そしてお茶の間でその人は応援されているんだな。僕も応援されたい。応援されたい!!誰か僕を中継してくれええい!!!このままじゃ僕は通り魔に刺されてしまうかもしれない!(牛久市にそんな噂はありません。)
manga
とんでもないことをしてしまった・・・。さっきまで牛久大仏ではっちゃけていた自分を恨む。
自分の頼りにならない記憶を頼りに進み、進んだ結果道を大きく間違える。引き返す。
明日は空中カメラのスタジオがあるのに大丈夫だろうか。今日中に帰れるのだろうか。「最終手段はヒッチハイクか、それとも野宿をして朝方また歩くか・・・」など考えてると、見覚えのある神社が!
牛久大仏へ向かう途中に寄ったあの神社だ!救われた!車の通りも多くなってきて、やっとまともな道に戻ってこれた。
自分の予想到着時刻は22時ぐらいだったのですが、意外にも21時には牛久駅に戻ることができましたとさ!
やれやれだぜ。

 

8月30日(土曜)の話でした。
ありがとうございました。

 

中村
………………………………………………………………………………………
LIVE

日程:9月28日(日)

山本慎太郎ファーストアルバム発売記念ライブ

場所:アピア40(学芸大学)
開場18:30 / 開演19:00
前売り2000+drink / 当日2300+drink
出演:山本慎太郎(vo,g)&ごとうはるか(cho,perc)fromホーミータイツ、空中カメラ

日程:10月20日(月)

いか文庫主催「本音のフェス」

場所:渋谷WWW
OPEN:18:00
START:19:00
出演:空気公団、いか文庫、AR三兄弟、空中カメラ
チケット:¥5,000(ドリンク代別/全自由)

詳細、購入はこちら
shttp://ikabunko-event.daa.jp/ticket/index.html

TwitterFacebookTumblrGoogle+